こんにちは、PAPAOです。29社(バイト含むと40社以上)を渡り歩いた”元フリーター”にして”転職界の迷走王”として、今日は「新卒でブラック企業に入社した場合の対処法」について本音トークをしていきます。
あなたは今、こんな状況で悩んでいませんか?
- 「残業が毎日続いて、これが社会人の普通なのかな…」
- 「新卒だから3年は我慢すべき?でも体が持ちそうにない…」
- 「入社前の説明と全然違うけど、すぐ辞めるのはダメですよね?」
結論から言いましょう。ブラック企業はすぐに辞めるべきです。

特に新卒や第二新卒の若いうちなら、尚更です。
私自身、新卒時代には入社前の研修時点でブラック要素強めだと察したから内定先をバックレるという若気の至りを経験し、その後もアルバイトと就職を繰り返す日々を送りました。
気がつけば20代だけで14社以上を経験(内12社は試用期間中に退職)。そんな私だからこそ言えることがあります。
「社会人として一人前になるには苦労が必要」という考えは正しいです。でも、意味のない苦労を積み重ねても何も生まれません。
本記事では、実体験に基づいたリアルな話を交えながら、ブラック企業に入社してしまった場合の対処法や、転職を成功させるためのポイントをお伝えします。
キレイゴトではなく、実際に効果のあった方法だけを厳選してお届けします。
もしあなたが今、「この会社ヤバいかも...」と感じているなら、本記事を最後まで読んでください。

あなたの人生を変える一歩になるかもしれません。
【実体験】ブラック企業に入社してしまった時の絶望感

●ブラック企業に入社してしまうと、どのような絶望感に襲われるのか、私や友人の実体験をもとに説明していきます。
初めての正社員がブラック企業だった日々
私の友人が体験したブラック企業A社の話から始めましょう。彼にとって人生初の正社員でした。 自宅から2時間以上かかる職場に、わざわざ県をまたいで通勤していた友人。
毎日の勤務時間は朝9時から夜中0時頃までの超ど級のブラック企業。
もちろん残業代は出ず、薄給。 終電の時間になっても作業が終わらないため、タクシーで私のアパートまで来ては泊まるという状態が1ヶ月ほど続きました。
計算してみるとタクシー代だけでひと月の手取りを超える金額に。まさに「仕事に行けば行くほど赤字になる」という負のスパイラルにハマってしまったんです。 彼は毎晩「もう辞めたい…行きたくない…」と呟くようになりました。
そんなある日、私たちと徹夜で麻雀をした際、仲間から「そんなクソ会社このまま辞めちまえよ」と後押しされ、翌朝そのまま留守電に「辞めます!」と一方的に伝えて退職。
■「1分も残業したくない」はわがまま?甘え?実は残業しないで帰る人こそ最強キャラ
■休憩取れない 辞めたい【29社経験者が語る】我慢はもうやめよう
私自身の経験—残業地獄と疑問を持たない新人時代
私自身も初めての正社員の経験は似たようなものでした。B社では給料は普通でしたが、残業代は0。
朝9時から夕方5時まで現場で働いた後、帰社しても何もやることがないのに、社内の中で一番遠い人の終電時間までただオフィスにいて、23時すぎにみんなでカギ閉めて帰宅する日々。
唯一毎晩出前の夜食が出たけど「飯いらねーからとっとと帰らせろ!」と思い3日目で退職しました。
「これが普通の社会」と思い込んでいたら危険
「これが普通の社会」と思い込んでいたら危険
多くの新卒社員が陥る落とし穴は「これが社会の常識なんだ」と思い込んでしまうことです。
私が勤めていたブラック企業C社では、始業30分前に全員が強制出社で掃除をさせられる文化がありました。しかも「嫁・姑」のバトルのごとく、いちいちあら探しが横行する暗い雰囲気。
「始業前だし、ちょっとくらい私語もOKでしょ?」と思いながらも、無言で掃除をする社員たち。
しかし私は「これが普通の職場」だと思い込んでいません、だから5日で辞めました。
社会経験も浅く辞めても傷も浅いのでいちいち誰かに相談せずに済みました。

この判断力が私を救ったと言えるでしょう。
入社しては試用期間中に退職の繰り返しなので常に金欠で日雇いバイトもしないとヤバかったという代償もありました…
■転職活動中の失業期間をうまく乗り切る方法は!
「転職活動中はバイトしない方がいい?経験者が教える【つなぎバイト完全ガイド】」
残業地獄と崩れていく心身の健康

ブラック企業の特徴として特に注意すべきなのが、異常な残業時間と社員の善意に甘えた企業体質です。
私が経験したブラック企業C社では、従業員の「善意に甘えて」サービス残業が当たり前。「お偉いさんが帰るまで自分も帰れない」「仕事量が多くて時間内に終わらない」など、表向きは「自主的」という名目で長時間労働を強いられていました。
さらに私が働いていた別の企業(ブラック企業D社)では、昼休みも電話番という「暗黙の了解」があり、カップラーメンにお湯を入れた瞬間に電話が鳴り、いつも冷めたラーメンを食べる羽目に。問い合わせ対応専門の部署がない会社だったので、日中も電話対応が本業を圧迫していました。
こうした環境が続くと、必ず心身の健康に影響が出てきます。私の知人は「休日も会社のことを考えると胃が痛くなる」と言い、別の友人は「電車に乗るときに吐き気を感じるようになった」と打ち明けてくれました。
精神的なストレスは目に見えませんが、体はちゃんと反応しています。それが「サイン」なのです。
■上記のA社~D社などの詳細体験談はこちら!
ブラック企業の最強の辞め方!退職代行なら当日の朝でも辞められる!
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ブラック企業から脱出すべき7つの理由

●ブラック企業に勤め続けるべきではない理由はたくさんありますが、特に重要な7つのポイントを紹介します。
これらは私自身の経験や周囲の事例から導き出した、後悔しないための判断基準です。
まずは長年信じられてきた「3年は辞めるな」という神話から見ていきましょう。
理由①「3年は辞めるな」は現代では通用しない
「新卒で入った会社は3年は辞めるな」—かつては金科玉条のように語られていたこの言葉。

でも、これはもはや古い価値観です。
私の経験からいえば、明らかなブラック企業なら、3年どころか3ヶ月でも見切りをつけるべきです。特に試用期間中なら、お互いにミスマッチだと判断して早めに退職した方が、会社にとっても個人にとってもプラスになることが多いです。
日本の労働市場も変化しており、第二新卒の需要は年々高まっています。「3年我慢したところで何かが変わるのか?」と自問してみてください。答えがNoなら、潔く転職を検討すべきでしょう。
理由②心身の健康が最優先 – 過労死・うつ病のリスク

ブラック企業での長時間労働やストレスは、確実に心身の健康を蝕みます。
「仕事のために健康を犠牲にする」という考え方は危険です。健康を失ってしまえば、どんな仕事も続けられなくなってしまいます。
私の友人の一人は「夜から不安で、当日の朝も出勤するのが超絶ブルー」という状態に陥ったそうです。これは明らかな心身からのSOSサインです。あなたの体はあなただけのもの。誰も責任を取ってくれません。少しでも「おかしい」と感じたら、それを見逃さないでください。
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理由③スキルが身につかない環境は時間の無駄
ブラック企業の多くは「とにかく目の前の仕事をこなす」ことに追われ、スキルアップの機会がほとんどありません。
私が経験した複数のブラック企業では、「研修」と言えるようなものはなく、ただ毎日同じ作業を繰り返すだけ。そして、その「経験」は転職市場ではほとんど評価されませんでした。
20代の貴重な時間を、スキルも身につかず将来のキャリアにも活かせない環境で過ごすことは、本当にもったいないことです。
理由④早く辞めるほど転職市場での評価は高い
意外に思われるかもしれませんが、ブラック企業に長く勤めることでスキルが身につかなかったり、ネガティブな働き方が染みついたりすることがあります。これが転職市場での評価に影響することも。
一方で、「問題に気づく感性がない」と思われるリスクもあるため、退職理由をしっかり説明できることが重要です。
私は29社もの会社を経験するような社会不適合なマインドの持ち主ですが、それでも転職できました。「合わない環境を見極める力がある」と評価されたケースもあります。
特に第二新卒市場では、早期退職者への偏見は昔ほど強くありません。「ミスマッチだと気づいて行動した」という前向きな姿勢で説明できれば問題ないのです。
理由⑤ブラック企業での経験はその後のキャリアにマイナス
ブラック企業での経験は、あなたのキャリア観や仕事への姿勢にも悪影響を及ぼします。
「仕事=苦痛」「会社=敵」というマインドが形成されてしまうと、次の職場でも不信感を持ったまま働くことになってしまいます。
私も最初のブラック企業経験後、しばらくは「どうせどの会社も同じだろう」という諦めの気持ちを引きずっていました。この負のマインドセットから抜け出すのに時間がかかりました。
一刻も早くブラック企業から脱出し、健全な労働環境で「正しい仕事観」を身につけることが大切です。
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理由⑥試用期間中なら円満退社しやすい
多くの企業では、入社後3ヶ月程度が「試用期間」として設定されています。この期間は、会社があなたを評価する期間であると同時に、あなたが会社を見極める期間でもあるのです。
試用期間中は比較的退職しやすいタイミング。「お互いに合わないと判断した」という理由で、後ろめたさを感じることなく退職することができます。
私も多くの会社を「試用期間中」に見切りをつけてきました。そのおかげで、履歴書上の「職歴」にはあまり傷がつかなかったのです。
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理由⑦若いうちの選択肢の多さを活かすべき
20代、特に新卒〜第二新卒の時期は、転職市場での選択肢が最も多い時期です。
年齢を重ねるほど、「経験者募集」「35歳以下」などの条件が増え、選べる求人が減っていきます。

だからこそ、若いうちに思い切った転職をして、自分に合った職場を見つけることが重要です。
私は27歳で本格的に「このままじゃマズイ」と感じ、真剣に転職活動に取り組みました。彼女(今の妻)に「早く定職について!」と駅のホームで泣かれて首を絞められたのがきっかけです。その後、正社員として働き始め、結婚に至ることができました。
若いうちの失敗は取り返しがつきます。むしろ、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢が大切なのです。
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ブラック企業からの脱出方法と注意点

●ブラック企業からの脱出には、計画的なアプローチが必要です。これまでの見極めや理由を踏まえた上で、どう行動すべきかを解説します。
一般的な方法から実践的なテクニックまで、参考になる情報をお伝えします。
証拠集めから始める – 残業記録と違法行為のメモ
「なぜ記録するの?辞めるだけではダメなの?」と思われるかもしれません。確かに、単に辞めるだけなら記録は必要ないかもしれません。
しかし、後に残業代請求や失業給付の手続きで「会社都合退職」の証明が必要になる場合に役立つことがあります。私自身はここまでの記録はしていませんでしたが、一般的にはこうした対策も有効と言われています。
あくまで状況に応じた選択肢の一つとしてご検討ください。
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退職届の出し方と退職代行サービスの活用法
ブラック企業からの退職は、想像以上に難航することがあります。
「退職したい」と伝えると「人手不足だから」「今は忙しいから」と引き止められ、いつまでも退職日が決まらないケースも多いです。
そんな時は、退職届を書面で提出しましょう。民法では「2週間前に申し出れば退職できる」と定められています(ただし、就業規則で1ヶ月前など別の期間が定められている場合もあります)。
どうしても自分で言い出せない、または退職を引き留められる可能性が高い場合は、退職代行サービスの利用も検討してみてください。私の知人も利用し、スムーズに退職できたと言っていました。
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有給休暇を使い切るテクニック
退職が決まったら、残りの有給休暇を消化することも忘れないでください。有給休暇は労働者の権利です。
「忙しいから」「慣例上使えない」という理由で有給消化を拒否されても、法律上は取得する権利があります。ただし、会社の業務に大きな支障をきたす場合は、時季変更権が適用される場合もあるので注意が必要です。
私の場合、退職意向を伝えた後に有給休暇を申請し、その間に転職活動に専念していました。「体調不良のため」という理由で連続して取得することもできます。
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■退職時の有給消化40日!拒否された時の対処法と給料への影響を徹底解説
退職理由の伝え方 – 相手を刺激しない話法

退職理由を伝える際は、会社や上司を批判するのではなく、自分の状況や将来のビジョンを中心に話すのがベストです。
「この仕事は私に合っていないと感じる」「キャリアアップのため、別の分野にチャレンジしたい」「家庭の事情で転居する必要がある」など、会社側が反論しにくい理由を選びましょう。
私も何度も退職を経験してきましたが、上司を責めるような言い方は避け、あくまでも自分の判断として伝えるようにしていました。そうすることで、円満退社につながることが多いです。
■退職を直属の上司に言いたくない!4つの対処法と円満退職の解決策
■円満退社はありえない!真の円満退社は存在しない…【悩むだけ損】
次の転職先が決まってから辞めるべき?

これは大きな悩みどころですよね。
理想は、次の転職先が決まってから退職することです。
しかし、ブラック企業の場合、身体的・精神的に限界を迎えていることも多いです。その場合は、無理して続けるより、いったん退職して体調を整えることも選択肢の一つです。
私の場合は体調を崩したわけではありませんでしたが、貯金もなかったので、面接以外の日はひたすらバイトをして生活費を稼いでいました。
ただし、資金面での余裕がない場合は、在職中に転職活動を進めるのが安全です。休日や有給休暇を活用して面接に行くなど、工夫が必要になります。
■水面下でブラック企業から抜け出す準備をしたい方は!
【保存版】在職中の転職活動がバレる6つの原因と対策|会社にバレずに転職する方法
ブラック企業経験を活かした転職成功事例

●ブラック企業での経験は、決して無駄ではありません。むしろ、それを糧にして転職成功へと導くことができるのです。
ここからは、私を含めた実際の成功事例をもとに、ブラック企業経験をどう活かせばいいのかを具体的に紹介します。
40社以上を経験した私が見つけた理想の職場
私は29社(アルバイト含むと40社以上)の職場を経験し、その中で本当に自分に合った環境を見つけることができました。
振り返ってみると、短期間で退職を繰り返した時期もありましたが、それぞれの経験が「自分に合う職場の条件」を明確にするのに役立ちました。
例えば、私は「上下関係が厳しすぎない」「成果で評価される」「プライベートと仕事のバランスが取れる」という3つの条件を重視するようになりました。
27歳目前で「このままではダメだ」と気づき、当時の彼女(今の妻)に「早く定職について!」と駅のホームで泣かれて首を絞められたのをきっかけに、本気で転職活動に取り組みました。その結果、遠回りを繰り返しましたが、ようやく今の職場に巡り会うことができたのです。
ブラック企業経験者が面接で評価されるアピールポイント
意外かもしれませんが、ブラック企業での経験も、転職活動では大きな武器になります。
「困難な環境でも粘り強く業務に取り組んだ経験」「限られたリソースで工夫して成果を上げた経験」など、逆境をどう乗り越えたかを具体的に伝えると、面接官の印象に残ります。
私の場合、「多様な職場環境を経験したからこそ、どんな状況でも適応できる柔軟性がある」とアピールし、評価されたことがありました。

ただし、前職の悪口は絶対に言わないこと。これは転職面接の鉄則です!
■新人の「仕事できない」はいつまで?【そろそろ戦力候補への道】
短期間での退職を前向きに説明する方法
「短期間で退職した理由」を聞かれるのは、転職面接では避けられない質問です。
この質問に対しては、「自分の成長のために環境を変える決断をした」「より自分のスキルを活かせる場所を探していた」などポジティブな表現で答えましょう。
参考記事 転職面接で落ちまくる人必見!答えにくい質問11選と対策法
私の場合、「試用期間中にお互いのミスマッチに気づき、双方にとってプラスになるよう早めの決断をした」と説明していました。実際に多くの会社は試用期間中に辞めていたので、履歴書上の「職歴」にはあまり傷がつかなかったのです。
要は、「逃げた」ではなく「次のステップのために決断した」という前向きなストーリーを準備しておくことが大切です。
■試用期間中の退職!辞めるの気まずいけど退職できる?【体験談】
■「退職理由|続ける自信がない時の対処法と例文【完全ガイド】」
第二新卒枠を活用したキャリアリスタート体験談
新卒で入社した会社を早期に退職した場合、「第二新卒」として転職活動ができます。

これは大きなチャンスです。
第二新卒の定義は企業によって異なりますが、一般的には「新卒入社後3年以内に転職する人材」とされています。

つまり、ブラック企業で数ヶ月働いた後でも、第二新卒枠での応募が可能です。
私も第二新卒枠での転職を成功させてきました!重要なのは「とにかく数打つこと」。第二新卒を積極的に採用している企業に片っ端から応募し、面接の経験を積むことで、だんだんと自分の強みや伝え方が分かってきます。
特に転職エージェントを活用すると、第二新卒向けの求人を効率的に紹介してもらえるのでおすすめです。私も複数のエージェントに登録し、情報収集と面接対策に役立てていました。
■20代無職は人生終わり?今からでも間に合う【27歳フリーター脱出実体験】
■第二新卒のための転職エージェント選び方ガイド|失敗しないコツと活用法
自分に合った職場を見つけるための自己分析法
転職を繰り返す中で気づいたのは、「自分に合った職場」の条件は人それぞれ異なるということ。
自分に合った職場を見つけるためには、まず「自分が大切にしたい価値観」を明確にすることが重要です。
- 「給与・待遇」を重視するタイプ
- 「やりがい・成長」を重視するタイプ
- 「ワークライフバランス」を重視するタイプ
- 「人間関係・社風」を重視するタイプ
私の場合、最初は「給与・待遇」だけを見て転職していましたが、何度か失敗を繰り返す中で、実は「人間関係・社風」が自分にとって最も重要だと気づきました。
また、過去の職場で「何が嫌だったのか」「何が良かったのか」を書き出してみるのも効果的です。
私はノートに「二度と経験したくないこと」と「次の職場で大切にしたいこと」のリストを作り、転職活動の指針にしていました。
まとめ|ブラック企業からの脱出は人生の分岐点
自分の直感を信じて行動することの大切さ
私は29社以上(アルバイト含むと40社以上)の企業を渡り歩き、たくさんの失敗を重ねてきました。しかし、その経験から学んだ最も大切なことは「自分の直感を信じること」です。
「ここはおかしい」「この環境は自分に合わない」と感じたら、その感覚を大切にしてください。多くの人は「我慢すれば良くなる」と思い込み、自分の直感を無視してしまいます。
私がブラック企業を見極め、すぐに見切りをつけられたのは、この「直感」を信じる力があったからこそ。試用期間中に「これはヤバい」と判断したら、スパッと辞める決断をしてきました。
若いうちは失敗してもリカバリーがききます。
自分の人生を自分で決める勇気を持ちましょう。
キャリア形成は一歩後退しても二歩前進できる
転職は一時的に収入が減ったり、キャリアが中断したりすることもあります。でも、長い目で見れば、自分に合った環境で働くことで、最終的には大きく成長できるのです。
私自身、短期離職を繰り返した時期は「自分はダメだ」と自己否定の気持ちに苛まれていました。しかし今振り返ると、あの時の経験が今の私を形作っています。
一時的な後退を恐れず、長期的な視点でキャリアを考えることが大切です。人生は長い。一時の挫折で諦めるにはあまりにももったいない。
元ブラック企業社員から採用担当へ – 見えてきた採用の本質
現在、私は採用担当者として働いていますが、かつてブラック企業で働いていた経験が、求職者の気持ちを理解することに役立っています。
採用する側から見ると、短期離職を繰り返していても、「その理由」と「学んだこと」をしっかり説明できる人は、むしろ評価されることが多いです。
大切なのは、自分の経験から何を学び、次にどう活かすかを明確に伝えられるかどうか。そして、自分に合った環境を見つけるために行動できているかどうかです。
ブラック企業での辛い経験も、あなたのキャリアの中での「一章」に過ぎません。その経験をバネに、より良い未来へのステップとして活かしてください。
私のような「転職迷走王」でも、最終的には幸せなキャリアを築くことができました。あなたにもきっと、素晴らしい未来が待っています。今、一歩を踏み出す勇気を持ってくださいね。
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